ガチャッバタンッ

母「おかえり」

私達は無視をして自分の部屋に入った、そしたら
コンコン
ん?
誰だ?

ガチャッ
うわ、こいつらかよ

こいつらとは、6人兄弟だ

『なんだ』

冬「なんで、そこまでして母親を嫌う。自分の本当の母親だろう。」
こいつら知ったような口聞きやがって
何も知らないくせに

『別に。私はあいつが嫌いなのよ。それでいいでしょ』

春「違うよ。母親だからこそ嫌いにはなれないでしょ」
だから、知ったような口を聞くなよ

『だから!知ったような口を聞くな!何も知らないくせに!』

ドタドタドタ

瑠「どうした!って、お前らかよ。那奈に何をした」
瑠依兄が殺気を少し出している

6「っ!」

春「やっぱり。あなたは藍龍の総長でしたか」

瑠「だったらなんだ」

瑠「那奈、どうした?」

『こいつらが私のことを知りもしないくせに、私になんであいつを嫌うか聞いてきたんだ』

春「あなたも、里明さんのことを嫌ってましたね。なんでですか?」

瑠「別に。なんでもいいだろ」

春「ですが、里明さんが悲しんでいるんですよ。僕は家族には幸せでいてほしいんです。」

『じゃあ、言うけどそれで、私達が傷つくことを分かって言ってる?』

春「そ、それは、」
やっぱり。わかってなかったんだ

『じゃ』
バタンッ


その頃廊下では

瑠「これ以上那奈に近づくな。あと、あいつの事なんか聞くな」

春「だから、なんで、なんで、そこまでして里明さんを嫌うんですか、あなた方の血の繋がった家族でしょう」

瑠「俺は那奈さえいればいい、じゃ」

シーン