【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい

これが稲葉くんのバレー。さっきまでとは大違い。動きに無駄がない。これなら勝てる…!






「稲葉くんあと一点!」





「おうよ!」






そして決まった稲葉のスパイク。海氷はブロックすることが出来ず、点を許すこととなる。






ピーピーピーッ!






試合が終了した。結果は二十五対二十四で春歌高校バレー部の勝ち。






「おっしゃー!」






「勝ったー!皆お疲れ様。千田先輩。私、皆にドリンク持っていきます」






「お願いね。試合に夢中になり過ぎてドリンクのことすっかり忘れていたから助かるよ」