「そうだね。でもさ、渉、私に言ったよね?稲葉渉は無敵だって。そして全力で応援してって。私、全力で応援するから。頑張ってね!」






私は渉を信じてる。だからこそ、全力で応援する。





それが私のマネージャーとして、渉の彼女としてやることだ!






「…!雅にはほんと敵わないな」





スっと頬に触れてきて、キスをする流れかと思っていたが、稲葉はその寸前で止めた。





「え?今ってキスする流れじゃ…」




もしかして間違えた!?は、恥ずかしい…///





「と思ったんだけど、やっぱやめた。試合に勝った後に雅にしてもらう方が絶対いいに決まってる」