ぶぼっ!ぼぼぼぼっ!!!ぼふふふ。





あれれ?




動画サイトで聴いた時とは違う音が鳴る。





「あ、あの〜」






吹奏楽部の先輩が引きつった顔をして雅に話しかけてきた。





キョトンとしている雅は周りの人が耳を塞いでいることに気づかないでいた。






「あなたには吹奏楽はちょっと厳しいかな?あはは…」





ガーン





もしかして私、凄く下手なの…?





よく見れば皆この先輩と同じように引きつった顔をしている。