「ごめん」
その冗談が終わると稲葉は腕を組んで何かを考え始める。
思いついた考えは思いもよらないことだった。
「別に行けばいいんじゃないか?」
え、ちょっ!だ、だから行きたくないの!それでどうしたらいいか稲葉くんに相談してるのに。
行けばいいって軽々しく言わないでほしかった…。
……私ってわがままだな。相談をもちかけたのは自分なのに、相談に乗ってくれている稲葉くんに文句ばかりだ。
「怖い?」
その言葉にドキッとして肩まで大きく動く。
「…怖いよ。また何言われるか分からないのにあんな人たちの所なんて行きたくない。かと言って、行かなかったら水谷くんがあることないこと皆に話すって言うし。もうどうしたらいいか分からない…」
また何か嫌なことを言われて、それを背負って残りの高校生活を送らなきゃならないって考えるだけで怖いの。
毎日不安で不安で仕方ない日々を送っていた中学の時と同じ状況なんてもう、こりごり。
「今の小鳥遊なら大丈夫だと俺は思う」
「どうしてそう思うの?たくさん逃げて、怖がって、前に進めない私が…大丈夫なわけないでしょ!?」
最後のは八つ当たりだ。恐怖心から逃れたくて稲葉くんに当たってしまった。最低だよ私…。
その冗談が終わると稲葉は腕を組んで何かを考え始める。
思いついた考えは思いもよらないことだった。
「別に行けばいいんじゃないか?」
え、ちょっ!だ、だから行きたくないの!それでどうしたらいいか稲葉くんに相談してるのに。
行けばいいって軽々しく言わないでほしかった…。
……私ってわがままだな。相談をもちかけたのは自分なのに、相談に乗ってくれている稲葉くんに文句ばかりだ。
「怖い?」
その言葉にドキッとして肩まで大きく動く。
「…怖いよ。また何言われるか分からないのにあんな人たちの所なんて行きたくない。かと言って、行かなかったら水谷くんがあることないこと皆に話すって言うし。もうどうしたらいいか分からない…」
また何か嫌なことを言われて、それを背負って残りの高校生活を送らなきゃならないって考えるだけで怖いの。
毎日不安で不安で仕方ない日々を送っていた中学の時と同じ状況なんてもう、こりごり。
「今の小鳥遊なら大丈夫だと俺は思う」
「どうしてそう思うの?たくさん逃げて、怖がって、前に進めない私が…大丈夫なわけないでしょ!?」
最後のは八つ当たりだ。恐怖心から逃れたくて稲葉くんに当たってしまった。最低だよ私…。



