体が凍りつくっていうのは、多分こういうことなのだろう。 耳に染みつくほど聞いたことなんてないのに、どうしてその声で、わかってしまうのかな。 「……どうして、ここにいるの?」 顔を上げることはできないけど、私の右側、4、5mほど先の距離にいることは気配でわかる。 そっか……ここだったんだ。 知らなかった。