明日が終わる、その時まで【完】





柴田の言葉は、ちゃんとおばあちゃんに届いていた。


おばあちゃんは両目いっぱいに涙を浮かべながら、嬉しそうに笑っていたから。



幸せに満ちた笑みを浮かべて、そして、おばあちゃんの瞼が完全に下りた。



おばあちゃんの呼吸が止まったのは、それから10秒ほど経ってからのことだった……――