『はぁ、橋本という男は裏の組織との関わりがあった。それだけだ』
「何がそれだけだ。どうやって裏組織と繋がりを持った?その裏組織ってどこだ?」
あれやこれやと質問をぶつけてくる遠藤
そもそも………
『その質問を向ける相手を間違っていないか?聞く相手はお前達がもう捕らえている。裏組織との関わりがあるということも掴んでいるのに、何故、あたしに調べさせる?本人に相手にされなかったか?』
橋本本人は家族殺しは話すが、裏の奴等との接点など経緯については口を割ることはないだろう
自分の命が危険になるからな
いくら警察に捕まったとしても、もしも刑期があり刑務所から出ることが出来たのなら、真っ先に殺されてしまうからな
正直な話、警察に喋ろうが喋らないが、殺されるという結果に変わりはないだろうが、橋本がその事について分かっているのかいないかは、知らないが話す気は無いのだろう
鷹見があたしに調べさせるくらいだからな
「お前、いちいち……」
『まぁ、相手にされるわけないよな。調べることはできても物証ができないもんな。明白な根拠がなければ相手も話す理由は無いからな』
「だから…」
『あたしに調べさせている?警察の能力も落ちているな。取り調べで聞き出せないのか?寧ろ、それだけ聞きたければ、決定的なことを見つけて取り調べを行えよ』
遠藤の言葉を尽く被せながら言いたいことを喋った



