零度の華 Ⅲ




『フッ』

あたしは鼻で笑って見せた

鷹見含め、周りにいた部下達も怪訝な表情であたしを見る


『いいや、それだけで十分だ。もう少し情報があれば時間短縮できると思っただけだ』


あたしはノートパソコンを起動させて調べる準備を始める

カタカタとキーボードを叩く音が無音である空間に響き渡る


手始めに何も無いノートパソコンにシステムやアプリなど、調べるのに必要なものを勝手に入れていく

読み込んでいる間にネットで橋本に関する情報を探っていく


異様な空気の中で10分程してあたしは口を開いた


『ソイツの歳は分かっているのか?』

「32歳だ」

鷹見の言葉を聞いて2,3分程した後に手を止めた


あたしの行動を終始見ていた鷹見達は、あたしの言葉を聞いていた次の瞬間、空気を張り詰めさせた



『終わったぞ。橋本淳一32歳。元銀行員で元職場で強盗した後、家族の殺害。今現在、判決待ちか。強盗した理由は金が欲しいが故、殺した理由は家族仲が悪く元々殺したかったから。まぁ、何ともくだらない理由だな』


呆れたように言い放つあたしに冷たい声で「それだけか?」と言い放つ鷹見




"それだけか?"って………