零度の華 Ⅲ


数秒の沈黙が流れ、あたしが言葉を発する気がないと感じて鷹見(親)が報告内容を話す


「判決が決まるまでの間、君の身柄は警察(ウチ)で預かり、その分働いてもらう。仕事内容はその時におって話す。その間、見張りをつける」


予想通り、警察側はあたしの提案を受け入れた


判決が決まる迄ということには不服ではあるが、この様子だったらすぐに死刑判決は下りそうにない

警察があたしの力を求めている限りは……



「少しでも怪しい行動や反抗をすれば、判決を待たずに死刑だ」

『抵抗する気はないが、死刑だと決めるのはお前達じゃないだろ。全ての権限を持っているわけではない』

「それはどうかな」


意味深な言い方をする鷹見


あたしを支配する為に言っているのだろうか

いくら警視総監だと言えど、裁判をせずに死刑は出ないはずだ


そこまでの権限はない



ハッタリだと思うが、今はコイツ等の奴隷になってやる


まぁ、ココにいる以上あたしに選択肢は無いのだからな