鷹見は未だに睨みをきかせている
その目には悔しさも混じっているのが分かる
亜紀が仲間という決定的な証拠がないのと、裏付けもできないためだ
それを分って言っているあたしも意地悪なのだが、亜紀を庇う必要があるから引けない
「チッ」
鷹見はこれ以上の言葉が出ない……
いや、何を言ってもあたしに返されると察してだろう
舌打ちだけして黙った
あたしとしても、これ以上、亜紀の話になるのは嫌だったため有難い
諦めてくれて助かる
『まだ、聞きたい事はあるか?』
数秒の間をあけ、口を開いたのは遠藤の方だった
「何故、警察(俺ら)に協力しようとする」
これは遠藤がいない間に済んだ話
もう一度するべきだろうか



