デイケアは退屈だ。

それに、同病相憐れむようなことには何となく抵抗があり、私はひとりで本を読んだりして過ごしていることが多い。

仕事を辞めたあとも、まだ調子が思わしくないので、生活リズムを乱さないため、という名目で主治医の指示通りにデイケア通いをしている。

新しい仕事に就くことは、確かにまだ怖い。

とは言え、ここに居る意義というものが感じられないのだ。