「てか、お腹空いたんだけど」
夕日ちゃんがそう言うと、
「そう言うと思ってカップラーメン持ってきたよ」
夜野くんが袋を持った右手を上げる。
「さっすが凜空」
「マジで!? 俺も」
三月くんも袋を持った左手を上げる。
「…じゃあ今日、ノンアル缶酎ハイあるし」
「…カップラーメンとサワーのアイスキャンディー食べるか」
月沢くんがそう言うと、
夕日ちゃんが夜野くんの背中をぽんっと叩く。
「じゃ、上がろ」
「怜王、キッチン使わせてもらうね」
「俺も」
夜野くんと三月くんがそう言うと、
3人は玄関で靴を脱いで上がっていく。
「…星野、おいで」
2回目の“おいで”
しかも電話越しではなく生声で。
「…うん」
私もドキドキしながら靴を脱いで上がり、月沢くんに着いて行く。



