夕日ちゃんは私の頭をぽんぽんする。
「夕日って呼んでいーよ」
「よろしくね」
「あ、うん、よろしくお願いします」
「私は星野ありす。2年B組です」
「ありす?」
夜野くんが驚くと、
三月くん、夕日ちゃんも驚く。
「…………」
月沢くんは黙ったまま見守る。
なんだろう?
そんなに名前、おかしかったかな…。
「なるほどね、それで仲良くなったのか」
夜野くんがにっこり笑う。
「それで仲良く?」
私は聞き返す。
「可愛い名前だから怜王のお気に入りになれたってことだよ」
え、可愛…?
月沢くんのお気に入り!?
「ね、怜王」
「…凜空、うるせぇよ」
「怜王、照れた~」
三月くんが冷やかす。



