ブチッ。 え、電話切られちゃった…。 なんで隣の部屋? 「あ…」 もしかして――――。 私は立ち上がり、部屋から出て玄関まで走る。 そして靴を履き、玄関の扉を開け、外に出た。 きちんと扉を閉め、隣の部屋まで走っていく。 え、扉、少し開いて…。 私はドアノブを引き、扉を開けた。 黒有栖(くろありす)と背中に白い字で書かれた黒の特攻服が両目に映る。 「月沢(つきさわ)…くん?」 これは…夢かな? だって月沢(つきさわ)くんが黒有栖(くろありす)の特攻服着て、ここにいるはずないもん。