総長、私のリボンほどいて。🎀


 すごく恥ずかしい。
 消えたい。

 そう思いながらも(うつむ)きながら早足で月沢(つきさわ)くんの前まで歩いて行き、背を向けてベットに座る。

 もう後ろの月沢(つきさわ)くんの顔、見れない……。

 月沢(つきさわ)くんは部屋着のTシャツを脱がす。

 私の上半身がリボン付きの黒いブラだけになると、目を見張る。
「…は? 黒?」

「あ……」

 体中が猛烈に熱い……。
 まさか、月沢(つきさわ)くんに見られるなんて……。

黒有栖(くろありす)になったし、高校最後の修学旅行だから……」

 ぎゅっ。
 後ろから月沢(つきさわ)くんが右腕で私を抱き締める。

「…やっぱ会いに来て良かったわ」

 あれ……なんか元気ない……?

月沢(つきさわ)くん、何かあった?」

「…なんもねぇよ」

「嘘…やっぱり体、辛いんじゃ…」

「…うるせぇな」

「んっ」

 月沢(つきさわ)くんに唇を塞がれた。

 え…いつもより長い?
 やばい、息が……。