*
7月23日の夜。私はホテルの部屋で一人月沢くんと電話をしていた。
「月沢くん、写メいっぱい送っちゃってごめんね」
動物園、アメ横、浅草、ツリー…、
もんじゃ、カニやローストビーフの超豪華なバイキング……夕日達とは隣のクラスだけど、どれも一緒に写ってて嬉しい。
『…いや、見てるだけで俺も楽しめてるから気にすんな』
『…最終日はデスニーシーだっけ?』
「うん、楽しみ」
『…星野、今、一人?』
「あー、うん。今日は最後のお泊りだから夕日ちゃんは夜野くんの部屋で、三月くんは彼女の部屋に行ってるみたい」
『…は? 翔の奴、彼女いたんかよ』
月沢くんは驚きの声を上げる。
「そうみたい」
「…月沢くん」
『…何?』
「…あ」
『あ?』
「ううん、なんでもない。切るね」
『…おい、星…』
私は電話を切った。
7月23日の夜。私はホテルの部屋で一人月沢くんと電話をしていた。
「月沢くん、写メいっぱい送っちゃってごめんね」
動物園、アメ横、浅草、ツリー…、
もんじゃ、カニやローストビーフの超豪華なバイキング……夕日達とは隣のクラスだけど、どれも一緒に写ってて嬉しい。
『…いや、見てるだけで俺も楽しめてるから気にすんな』
『…最終日はデスニーシーだっけ?』
「うん、楽しみ」
『…星野、今、一人?』
「あー、うん。今日は最後のお泊りだから夕日ちゃんは夜野くんの部屋で、三月くんは彼女の部屋に行ってるみたい」
『…は? 翔の奴、彼女いたんかよ』
月沢くんは驚きの声を上げる。
「そうみたい」
「…月沢くん」
『…何?』
「…あ」
『あ?』
「ううん、なんでもない。切るね」
『…おい、星…』
私は電話を切った。



