月沢(つきさわ)くん! 氷雅(ひょうが)お兄ちゃん! ――――ドカァッ! 腹に食い込み、ふたりは相打ちで倒れた。 そのまま少し壊れた天井から見える繊月(せんげつ)を見つめる。 「…まさか…また相打ち…とはな」 「だな…笑えるぜ」 「…氷雅(ひょうが)…合併しないか?」 合併……? 「奇遇だな…俺も同じこと考えてた」 「…名前は…そうだな」 月沢(つきさわ)くんは優しく笑う。