総長、私のリボンほどいて。🎀


 月沢(つきさわ)くん! 氷雅(ひょうが)お兄ちゃん!

 ――――ドカァッ!
 腹に食い込み、ふたりは相打ちで倒れた。

 そのまま少し壊れた天井から見える繊月(せんげつ)を見つめる。

「…まさか…また相打ち…とはな」

「だな…笑えるぜ」

「…氷雅(ひょうが)…合併しないか?」

 合併……?

「奇遇だな…俺も同じこと考えてた」

「…名前は…そうだな」
 月沢(つきさわ)くんは優しく笑う。