天井が少し壊れ、繊月が見える中、
月沢くんと氷雅お兄ちゃんは木刀を持ち、頭から血を流して見つめ合っていた。
月沢くんは綺麗な白髪に両耳にはピアスをつけ、
有栖と背中に書かれた白の特攻服を着て、
月のマークに有栖の文字がついた指輪を左手の中指に嵌め、
氷雅お兄ちゃんは、さらっとした金髪に片耳にはピアスをつけ、
黒雪と背中に書かれた黒の特攻服を着て、
ペンダントヘッドに雪のマークが付き、黒雪と書かれたネックレスをつけている。
「月沢くん! 氷雅お兄ちゃん!」
呼びかけると、ふたりは私を見るなり目を見張った。



