「鏡!?」
「ありす!?」
飛高くんと夕日ちゃんがバイクに乗った私達を見て驚きの声を上げた。
「ありすちゃん来ちゃだめだ!」
「怜王の為にも今すぐ帰れ!」
三月くんと夜野くんが続けて叫ぶと、
「ごちゃごちゃうるせぇな!」
クリーム色の髪をし、黒の特攻服を着た天川くんがキレて、私の体がびくつく。
「ちゃんと掴まってろよ」
「はい」
短く答えると、天川くんの腰に両手を回したままもっと密着する。
夜野くんを含めた4人が、もがき苦しみながらやり合う中、天川くんはバイクで突っ込み、族同士の隙間を走り抜け一緒に前に進んでいく。
すると廃墟まで半分程の場所にジャンプ台のような大きな石が落ちていて避けきれず、上に乗り上げ、そのまま大ジャンプする。
「きゃあっ!」
私の悲鳴が響く。



