私の目が揺れる。
月沢 くんが不登校?
胸がドクンドクン、と嫌な音を立てる。
「いつから…ですか?」
「高2の春からだ」
「みんなもうとっくに知っている」
ショックで私の両目から光が消えた。
そんな…。
知らなかったの私だけ?
「星野、無理に人と関われとは言わないが」
「もっと周りを見た方がいい」
「っ…」
「なぜ今頃、月沢 のことが気になったのかは分からないが」
「あんなクズな生徒、気にかけるだけ時間の無駄だ」
「今すぐ忘れた方がいい。では」
白瀬先生はそう言って廊下を歩いて行った。
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