総長、私のリボンほどいて。🎀


 私の両目から大粒の光が零れ落ちていく。
「はい」

怜王(れお)
 月沢(つきさわ)くんは私の右耳からスマホを離し、自分の右耳にスマホを当て直す。

『生きてありすを幸せにするんだよ。分かったね?』

「はい、約束します」

『では、また繋がることを祈っているよ』

 電話がプツンと切れた。

「…星野(ほしの)?」

 (のぞむ)先輩の言葉を聞いたら、無性に月沢(つきさわ)くんに抱かれたくなった。
 初めての月沢(つきさわ)くんの部屋だから余計に。

「…ねぇ、月沢(つきさわ)くん」

「…何?」