私の両目から大粒の光が零れ落ちていく。 「はい」 『怜王(れお)』 月沢(つきさわ)くんは私の右耳からスマホを離し、自分の右耳にスマホを当て直す。 『生きてありすを幸せにするんだよ。分かったね?』 「はい、約束します」 『では、また繋がることを祈っているよ』 電話がプツンと切れた。 「…星野(ほしの)?」 望(のぞむ)先輩の言葉を聞いたら、無性に月沢(つきさわ)くんに抱かれたくなった。 初めての月沢(つきさわ)くんの部屋だから余計に。 「…ねぇ、月沢(つきさわ)くん」 「…何?」