月沢くんはそう言い切ると、
ドサッ……。
私を抱いたまま背中から倒れる。
「怜王!」
「ありす!」
三月くんと夕日ちゃんが続けて叫ぶ。
「月沢く…しっかりして…」
「月沢く…」
あ……また頭がふわっとして……。
「おい、お前らそこで何をやっている!」
見回りの白瀬先生に見つかった。
え…… 白瀬…先生?
「まずい! 夕日は凜空を頼む!」
「分かったわ。でも翔1人で2人抱えて大丈夫!?」
「ナンバー3をなめんなよ」
三月くんは私達を抱き起こす。
そして右肩に私、左肩に月沢くんの腕を乗せて立ち上がる。
「夕日、走るぞ!」
「うん!」
三月くんは私達を、夕日ちゃんは夜野くんを肩に抱えたまま走り出す。



