「この状況でよくそんなことが言えるな」
「タクシーでみんなで来たんだ」
「服は俺が着替えさせた」
三月くんがそう弁明すると、夜野くんが、ふっ、と笑う。
「総長がタクシーって、ダサッ」
「…うるせぇ、お前が呼んだんだろ…ゴホゴホッ」
「あぁ、怜王と本気の勝負がしたくてね」
「本気の勝負って何考えてるの!?」
「怜王がこんな状態で戦える訳ないでしょ!?」
「そうだぞ!」
夕日ちゃんと三月くんが続けて言うと、
夜野くんは意地悪な顔で笑う。
「じゃあ、ありすちゃん好きにさせてもらうけどいい?」
「お前、卑怯だぞ!」
「そうよ、見損なったわ!!」
夜野くんは悪魔のような目つきで2人を睨む。
「てめぇらは黙ってろ」



