しゅるっ。
氷雅お兄ちゃんは裾のリボンをほどく。
ギシッ…。
氷雅お兄ちゃんは顔の横に流れる金髪の上に優しく右手を置くと唇を近づけてきた。
大丈夫。
きっと、ぜんぶ気持ち、受け入れられる。
ふわっ。
氷雅お兄ちゃんの唇が私の唇に触れた。
ぶっきら棒なキスされるって思ってたのに、
なんて甘くて優しいキスなんだろう。
唇が離れて、またキスが降ってきて。
涙が止めなく流れる。
何度キスされても拒否れない。
ぜんぶ受け入れるって決めたから。
…ううん、それだけじゃない。
だってキスから痛いくらい伝わってくるんだもん。
私のことが“大事で大好き”だって。



