私の頭の中が真っ白になる。
「違和感を感じたのはお前が生まれてからだった」
「お前の金髪を見て、自分の黒髪が普通じゃねぇことに気づいて、お前の両親に聞いたら」
「赤ん坊の時、聖アイス教会の前に捨てられてたのが氷雅、お前だ。綺麗な黒髪だったから拾ったんだ」
「お前は両親に捨てられ天涯孤独なんだと聞かされて愕然としたわ」
え…氷雅お兄ちゃんが天涯孤独…!?
「何度も出て行こうか迷った。でも出て行ったところで行く宛はねぇし野垂れ死ぬだけ」
「それに祖母と同じ金髪ってだけで母親に責められてるお前を見て」
「本物の兄貴になって守ってやりてぇって、髪を金髪に染めるようになった」
私の為に金髪に染めてくれたの…?



