総長、私のリボンほどいて。🎀


 月沢(つきさわ)くんは、ふっ、と笑う。
「…ふたりとも大嫌いなのに?」

月沢(つきさわ)くんの意地悪…」

「…じゃあ意地悪ついでに、はい、して」
 月沢(つきさわ)くんは私を抱き締めたまま両目を瞑る。

「え……」

「…充電しねぇと星野(ほしの)バイクで送って行けねぇわ」

 私は困った挙句、月沢(つきさわ)くんの唇に軽くキスをする。

「…あー、全然足んねぇ」
 月沢(つきさわ)くんは両目を開け、私に唇を近づけてきた。

「…はい、もっとして?」

 前にもこんなことあった。
 あの時はまだ出来なかったけど…。

 私は月沢(つきさわ)くんの唇に自分の唇を重ねる。

 月沢(つきさわ)くんは両目を見開く。