「あっ、バイクから降りた!」 「走って校舎の中入って行った!?」 「イヤー! 先生捕まえてー!!」 女の子達のパニックな声が響き渡る。 私は座りながらオロオロし出す。 え、え、校舎に!? 『ありす、どうした?』 私は慌てて立ち上がると窓まで歩いて行き、外を見る。 え、校門にバイクが2台止まってる!? 氷雅(ひょうが)お兄ちゃんに伝え…でも心配かけたくない。 「だ、大丈夫だから切る…」 『ありす、何遠慮してやがる!』 氷雅(ひょうが)お兄ちゃんが私の言葉を遮った。