総長、私のリボンほどいて。🎀


「あっ、バイクから降りた!」
「走って校舎の中入って行った!?」
「イヤー! 先生捕まえてー!!」
 女の子達のパニックな声が響き渡る。

 私は座りながらオロオロし出す。

 え、え、校舎に!?

『ありす、どうした?』

 私は慌てて立ち上がると窓まで歩いて行き、外を見る。

 え、校門にバイクが2台止まってる!?
 氷雅(ひょうが)お兄ちゃんに伝え…でも心配かけたくない。

「だ、大丈夫だから切る…」

『ありす、何遠慮してやがる!』

 氷雅(ひょうが)お兄ちゃんが私の言葉を遮った。