体の力が抜けて……。 月沢(つきさわ)くんは立った両膝の間に私を入れたまま優しく抱き締め、 頭を撫でる。 首から汗が垂れた。 そこに月沢(つきさわ)くんの唇が甘く触れる。 私の体がびくつく。 「月沢(つきさわ)く…」 月沢(つきさわ)くんは唇を離すと、 私の肩に顔を埋めてきた。 「…なんなの、お前」 「…ほどいてもほどいてもマジで足んねぇ」 「え……」 「…そんな顔、俺以外の奴に絶対見せんなよ」 そんな顔とは一体どんな……? 「…あー、可愛すぎてもう止まんねぇわ」