月沢くんの部屋に行った時から望先輩のこと、
よっぽど大事な先輩だったんだろうなって思ってたけど当たってた。
「…星野、なんで泣いてんの?」
「…嬉しくて」
「両親や望先輩のこと話してくれたことが」
「そんな大事な先輩に紹介したいって言ってくれたことが」
「幸せで」
「月沢くん、私、望先輩に会ってみたい」
「…会うっていっても一瞬になるけど、それでもいいか?」
「うん」
「それであの、月沢くん」
「興味あるの、星だけだからの星って…」
しゅるっ。
月沢くんが私のセーラー服のピンクのリボンを一瞬でほどく。
ふわっ……。
ほどかれたリボンがスカートの上に落ちると、
月沢くんは私の耳元で甘く囁く。
「…星野以外、誰がいるんだよ」



