キーンコーンカーンコーン ・ ・ 「HRを終わります。気をつけて帰りましょう」 (あー、やっと終わったわ~) 疲れたし帰ろ、そう思って立ち上がった瞬間 『まってや!バンド興味あるん?』 新田くんが私の右手を掴んで言った 「え?カッコイイなとは思う」 ビックリして声がひっくりかえった はずかし~っっ 『じゃあ今からいこうぜ!!』 「???!」 わけも分からないまま私は 彼に手を引かれ学校を出た。