「………今日も、泊まりに来いよ」




「………いい?」




「おう。翠に会わないと、俺が死ぬ」




「ふふっ、そうだね、錦は私のこと大好きだもんね」




「…当たり前だろ」




昨日なんて嫉妬の嵐だったし…


なんて言う錦



あぁ、嫉妬か、昨日のスイッチ入った理由は

なるほどね………気をつけよう…



私は少し背伸びをして、錦の顔に近づいた

そして、短いキスをする




「錦、好きだよっ!!!じゃあ、行ってきます!!!」




最後に錦の体に抱きついてぎゅっとして家を出た




「よし、チャージ満タンっ!頑張るぞ〜〜〜っ!」





*





「は?なんだよ、あれ、俺の彼女、可愛すぎる………」




その場でしゃがんで頭をかいていた錦を私は知る由もなかった____