唯くん、大丈夫?

「じゃあそうだな…次は好きな人に告白するような感じ、出せるかな。ここにいると思って。」





「…」












ツボに入ってたはずの笑いが途端に落ち着いて、

腹の底の方のジクジクとした感情が疼く。










好きな人に告白?


俺が?












『で…きない』










暗闇に浮かぶ、優花の泣き顔がフラッシュバックする。











「……ワーオ」




カメラマンがまるで山頂の夕日でも見たかのような感嘆の声をあげてシャッターを切った。









本当、変な仕事だ



こっちは今、胸が張り裂けそうに苦しくて、悲しくて、死にたくなってるってのに









「…最高だよ、ユイ。もう少し彼女のこと考えてて。ここ、カメラの奥にいると思って」