唯くん、大丈夫?

わたしは梅サワーに口をつけながら、さっき唯くんが言ったことについて考える。





…優花は悪くないって


別れた時のこと…かな。





もしかして今日は


あの時のこと話そうとしてくれてるのかな





もしかして もしかして


やり直そうって思ってくれてたり、する…?






そこまで考えて、チラ、と唯くんの方を見る。











…わぁ。





唯くんが、生ビールを飲んでいる。









ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、









それも、べらぼうにいい飲みっぷりで。









ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、…









というか、速い。




鬼速い。






私はものすごいスピードで唯くんの口の中に吸い込まれていく黄色の液体から目が離せない。

唯くんはあっという間に空になったジョッキを机にゴトン!と置いて手をあげた。





「…すいません、もう一つ生。」


「あいよー!」