唯くん、大丈夫?

「!?」



反射的にその音の方へ目を向けると、割れた窓から勢いよく飛び込んでくる、影。










「…!」











その人が勢いのままに走ってきて、大きく振りかぶって変質者をぶん殴った。




「カハ…ッ、」



変質者は吹っ飛んで本棚に激突し、苦しそうな声を出す。



そしてその人が、変質者の前にゆらりと立った。












獣の目をした


私のヒーロー。









「唯……くん……?」