切り離したのは私
なのになんで勝手に失った気になっているの
置き去りなのも私
勝手に切り離した私をどうにか許して
転んだのは私
道連れにされた貴方
なのにわざわざ対立して
マイペースに切り崩した
切り離して取り残された赤かったはずの糸の成れの果て
まるでいままでのが錯覚のよう
そんなものには見向きもせずに
立ち去った貴方
まるで解放されたよう
立ちあがろうか。
いや、やめた。
もう転ぶのは痛くてしょうがない。

引き上げたのは貴方
なのになんで貴方は私を失おうとするの
置いてったのも貴方
括った糸も外さずどういうつもりなのか
転んだのは貴方
道連れにされた私
なんでわざわざ対立して
貴方のペースで離れていって
私の全てに絡まりついたなんともない黒い糸の成れの果て
まるでこの前までの汚らしさ
こんなものを絡めあげて
立ち去った貴方
まるで遊び飽きた傀儡人形のよう
立ちあがろうか。
もう、無理よ。
動くことさえ痛くてしょうがない

最も低い評価がつけられる。
最も低い評価をつけた。
まるで罰がくだったようだ。
もうどうせ動けないなら
もうどうせ醜いままなら
いっそこのまま
望んでなかった死を望もうか。