「それにしてもこんなこと思いつくなんて」
「?」
ぶふ、っとまたもや噴き出してから、
「へーんたい、さんっ」
そう言って優しく微笑んで、私の頭をそっと撫でてきた。
「い、言わないでよ折原くんのばかっ!!」
そんなこと、自分が一番よくわかってるのに。
私の反応を見ていちいち面白がる折原くんの方がある意味よっぽど変態だよ。
整った顔してて、もっとクールな感じの人だと思ったのに。
そのイメージがガラッと変わったのは、あっくんと折原くんが一緒にいるようになってからだった。
バカみたいなことをする二人の周りには、気付けば人が集まって。
女子の視線は何故か釘付け。
折原くんと話すようになったのは昨日からだけど、思っていた『バカ』とはちょっと違った。
飄々としてて、なんでも楽しい、面白いっていう感情に変えてしまう……変な人。
だからかな。
こんなに簡単に私の秘密を話せちゃったのは。
あっくんにもずっと黙ってきてたのになあ……。
というか、あっくんと幼なじみってこと、折原くんには言ってもいいのかも、しれない……。
……あ、そういえば、ノート、かえして、もらわなきゃ……。



