私、夢を叶えますっ!


ずっと総立ちで叫びすぎてた私は、

頭に酸素が回ってなかっただと、思う。

でも・・・・

それよりも産まれて初めて感じる胸の高鳴りと、

初めて感じた違った興奮状態に耐え切れなくなって、

眩暈に襲われて、そのまま席に座り込んでしまった。

「大丈夫っ?ゆぃ・・・」

心配して、背中を擦ってくれる愛ちゃん。

「だい・・じょぅ・・ぶ・だょ」


そう言った。