ずっと総立ちで叫びすぎてた私は、 頭に酸素が回ってなかっただと、思う。 でも・・・・ それよりも産まれて初めて感じる胸の高鳴りと、 初めて感じた違った興奮状態に耐え切れなくなって、 眩暈に襲われて、そのまま席に座り込んでしまった。 「大丈夫っ?ゆぃ・・・」 心配して、背中を擦ってくれる愛ちゃん。 「だい・・じょぅ・・ぶ・だょ」 そう言った。