私、夢を叶えますっ!


いきなりの圭の指差し攻撃で、皆の注目の的となってしまった、私。


他にどうすることも出来なくて、ただそそくさと席に戻る私。


「すぃません・・・あっ、どうもすみません・・」


ここは、さっきとなんら変わりなく、

謝りながら自分の席へ戻る私。


席に着くと同時に、愛ちゃんが私を突っつく。


(怒られるぅ~)

そう覚悟を決めた私に、


「ゆぃ~、すごすぎぃ、圭に指差してもらったしぃ。

超羨ましいんだけどっ!」

と愛ちゃんらしいといえば、らしいコメント。


(目がハートになっていますよ、あなた・・・)