(ん・・・・?ここは・・・?どこ・・・?)


真っ暗な中で目を覚ました私。

「あっそうか、私そのまま眠ってしまってたんだ。」

頭がようやくはっきりとしてきた私は

自分の部屋で眠ってしまっていたことを思い出した。

窓の外に目をやると、もう真っ暗なのに気づいて、

それから、しわくちゃになった制服を見下ろした。


「ゲッ。またやっちゃった・・・」



コンコンッ

「唯(ユイ)入るよぉ。」

返事も聞かず部屋に入ってきて電気をつけたのは1つ年下の妹、愛(アイ)。


「まっぶしぃ・・・」


いきなりの明るさに目を細めてぼやく私。


「ゆ~ぃ、また制服で寝てるしぃ。そんなダラダラしてるから、

いつまでも彼氏出来ないんじゃんっ!」


とサラっと痛いところを突いてくれる奴・・・