私、夢を叶えますっ!


そんな私に、

「何やってるのよ、さっきから・・・

フガフガって鼻息荒くなってきたかと思ったら、自虐って・・・

唯にそんな趣味あったなんて、知らなかったよっ!」

なんて、トンチンカンな方向に行ってますよ・・・愛ちゃん。


「ちっちがうって、私は・・ただ・・・」

誤解を解こうとした私を、

「いいよ、隠さなくても・・・

どんな唯でも私の大切なお姉ちゃんだからっ。」


目をキラキラさせて、私の両手を握り締めて言う愛ちゃん。


「はぁ・・・」

(完全に誤解しちゃってるなぁ、これは・・・)

そう思ったら、あきれてため息がでた。