私、夢を叶えますっ!


「唯ちゃん・・・まさか・・・

気づいてなかったの?


そうよね、だから変な勘違いまでしてたんだよね。

唯ちゃん、この人ね・・・」


咲サンがそう言った途端、その人は帽子を脱ぎ

サングラスを外した。


「・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・」


「エーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」


「け・・・・・ぃ・・・????」


マジっすか?


そう、その人は私が一番会いたくて仕方なかった、ZENの圭。