「あっごめん。 まさか、本当にそう思ってた??」 とその人は私に聞いたので、小さく頷く私。 「マジでっ!ごめんっ・・・俺咲が探してる子見つけて、ついついよっしゃーって思ってて、 そんなこと考えても見なかった・・・ マジごめんな。唯ちゃん。」 とその人。 (あっ、私まだこの人の名前も知らないやっ・・・) 「あのぅ、あなたのお名前は・・・?」 と勢いで聞いてみる私。 「「はっ???」」 咲サンとその人の声がかぶる。