私、夢を叶えますっ!


「あっごめん。

まさか、本当にそう思ってた??」

とその人は私に聞いたので、小さく頷く私。


「マジでっ!ごめんっ・・・俺咲が探してる子見つけて、ついついよっしゃーって思ってて、

そんなこと考えても見なかった・・・

マジごめんな。唯ちゃん。」

とその人。


(あっ、私まだこの人の名前も知らないやっ・・・)


「あのぅ、あなたのお名前は・・・?」

と勢いで聞いてみる私。


「「はっ???」」


咲サンとその人の声がかぶる。