「私・・・売られるわけじゃ・・
ないんだっ・・・
良かったぁ・・・・」
ホッとしたら、急に涙が出てきそうになって、
愛ちゃんに言われたことを思い出しグッと涙をこらえた。
「売られるっ?
って、あんたちゃんと唯ちゃんに説明してここに連れてきたんじゃないの??」
と咲サンはその人を怒鳴りつける。
「えっ、ちゃんと仕事と住む場所提供するって説明したし。」
とおどおどしながら、答えるその人。
「はぁ・・・
あんたそんなんじゃ、唯ちゃん勘違いしても仕方ないでしょっ!
まるでAVか何かさせられると思うでしょ。」
(うっぅん・・・その通りでした・・・)

