私、夢を叶えますっ!


「あっ、ごめんっ。

君を嫌な気分にさせるつもりはなかったんだ。

お詫びにと言っては何なんだけど、君その様子じゃ

東京に行ってからの行く宛てはなさそうだね。

良かったらうちへ来ないか?

住むところを提供してあげるよ。その代わり仕事してもらうから。」


とその人。


「はっ?!」

(今なんとおっしゃいましたっ?)

確かにおっしゃるとおり、住む場所もなければ

仕事のあてもまだない私には

かなりオイシイ条件。


(いやっ、待てよ。

ママが言ってたな。おいしい話には必ず裏があるって・・・

きっと、アダルト系のヤラシイお仕事でしょうよっ!!!)


そう思って、

「ありがたいですが、お断りします。」


ときっぱり言った私。