それから、独り最後の通学路をIpodを聞きながらﾄﾎﾞﾄﾎﾞと家へと向かう私。
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流れる曲はもちろんZEN。
私の大好きな曲の一つで圭が作詞、作曲を担当した曲。
切ないバラード。
”僕が今まで手にしたものは、誰かによって与えられてきたもの。
自分で手に入れたいって思うもののために、戦ってみたい。
それが生きることの真の意味だから。”
（圭、私今生きてるよ。
自分のために戦うよ。）
いつも圭の歌が私に勇気をくれるんだ。
信じられないくらいのパワーをくれるんだ。
鼻歌とは程遠いほどの大音量で歌いながら歩く
私をたくさんの人が振り返っていたのに全く気づかずに
圭との思い出に浸っていた私。
