私、夢を叶えますっ!


奴らが少し先の角を曲がって見えなくなると、

「ゆ~ぃ、笑ける~~っ!アッハハハハハ~~~っ!

あ~、可笑しいっ!!!」


お腹を抱えて笑う愛ちゃんが近づいてきた。

「あぁ、愛ちゃん。居たの?ってか、居たんだったら、助けてよっ!

あのジャラジャラした勧誘カナリめんどくさかったんだからぁ~!」

と私は怒り気味に言った。

「だってぇ、唯ったらマジ可笑しいんだもんっ!

しかも、仕舞には『シッシッっ』て見てて面白すぎて、

ついつい第三者になっちゃったょ・・・

あぁ、笑いすぎで、超お腹痛いんだけどぉ。」


とマジ他人事の愛ちゃん。


(ホントっ、誰のせいでこんなことになったと思ってんだか・・・)

やれやれと思いつつ、今日のところは愛ちゃんにお世話になってるし、

まぁ、いいかっ。