その途端、腰が砕けた。
「小鳥、大丈夫?」
「大丈夫じゃないです。
 あんなに、言ったの初めてです。ビビってました。」
「小鳥、さっき言った『好き』は、本当だから。小鳥は?」
「先輩、大好きです。」
「よかった。」
 その場で、抱きつかれキスをした。

 それからも、毎日、一緒に登下校し、付き合い続けた。