あなたと過ごす、最後の七日間

海斗くんと見つめ合い、気づけば唇を重ねていた。

周囲にあるだろう人の目も気にならず、雑音も消え、わたしたちは二人だけの空間にしばらくいた。

唇を離したとき、わたしはあやうく倒れこみそうになった。

海斗くんが慌てて支えてくれなかったら、受け身も取れずに転倒していたかもしれない。

「大丈夫か、莉子」

「う、うん。昨日の疲れがまだ残っていたみたいで」

「だから言っただろう、もっと余裕を持たせたほうがいいって」

「そう、だね」

「もう帰るか?」

「少し休んでいこうかな。ちょっと眠気覚ましにコーヒでも飲みたいかも」

「わかった。いま売店で買ってくるよ」