あなたと過ごす、最後の七日間

「莉子のほうはいつなんだ?」

「え?」

「おれのことを好きになった時期だよ。人に聞いたんだから、もちろん教えてくれるよな」

「……いま、かな」

「いま?え?ここでってこと?」

「そうだよ、わたしは海斗くんのことが好きなんだって、いま気づいたの!」

重々しい過去の扉が開き、わたしは海斗くんのすべてを、そして本来の自分を受け止めることができた。

いまのわたしはなんの遠慮もなく、海斗くんのことを好きだと言える。

そして、その海斗くんの前からもういなくなってしまうことに、耐えられないほどの胸の苦しさを感じた。